2011年6月29日水曜日

多面的な要素を

何かひとつのことに注意を向けて,それについてひたすら考える.研究する.

何かに没頭するこは,良いことです.

でも,あまりにそればかりに傾倒していては,客観性を見失う恐れがあります.


そこで提案したいのが,社会に目を向けるべきである,ということです.

たとえば,僕たちのような大学にいて研究している学生で,工学系にいるから私は政治経済のことはしらなくていいや,というスタンスの人はわりと多いと思います.

他にも,目の前のことだけに一生懸命で,まわりの出来事に注意を払わない人もおそらく多いでしょう.

そういうスタンスではいけない.

なぜなら,現在の社会がどうなっていて,政治がどうなっていて,経済がどういう仕組みになっているのか,それらのトータルの側面をしらなければ,現在必要なことは何かという,本質が見えてこないと思うのです.

ちまたで話題のFaceBookを創設した彼も,今までこのようなSNSは無く,どのようなものが求められているのかを,わかっていて作ったはずです.もしそうでなければ,たまたまヒットしたことになりますが...

おそらく彼は,求められるサービスの本質を見抜いていたことでしょう.

彼に限らず,歴史上で有名になったサービスは,たいはんのものが,その時代にはなく,人々が求めていたものだったはずです.でなければ誰も見向きもしないでしょうし,はやらなかったはずです.


このように,なにかの本質を見抜くためには,社会の大局を読む必要があると考えます.

大学生だからこそ,世の中の動きに敏感であるべきです.

今の社会に求められているものは何なのか.

常に社会に目をむけ,自分はその中でどういう立ち位置でありたいのか.

表面ではなく,その中身を見抜く力はとても重要です.

そのためには,やはり様々なことを勉強しなければならないでしょう.

背景知識がなければ,思考はできないと僕は考えています.

独創的なアイディアは,既存のルールをしらなければでてこないでしょう.

そのためには,きちんと学ばなければならない.



もっと様々なことに目を向けて,学ぼうとする意欲は大切です.

まずはそのような姿勢を身につけることが重要だと思います.

 そうすることで,今よりも多くのことを見ることができることでしょう.

僕はそう信じています.

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