2012年1月24日火曜日

Processing用のOBJ Loaderの導入

NyARToolkitに3DモデルをAR表示するとなると,Processingにローダーを入れなければならない.

今回導入するのは,.obj形式のProcessing用のローダーである,"saitoobjloader"である.

例によって,Windowsの環境を想定している.

実行環境は,Windows7 (64 bit).


.obj loader for Processing で検索すると,出てくるので,サイトにあるOBJLoader.zipをダウンロードする.

中身を解凍すると,フォルダのなかに,"objloader.jar"というファイルがあるので,そのファイルをコピーして,NyARToolkitのスケッチフォルダの中にある,codeフォルダに入れておく.

これでobj形式の3Dモデルが表示できるようになる.


プログラムのコードの中の先頭に,

  • import saito.objloader.*;
と記述して,外部ファイルをインポートする.

そして,
  • OBJModel model;
と宣言する.

setupの関数の中には,
  • model = new OBJModel(this);       //objファイルのモデル生成
  • model.load("samplemodel.obj");    //samplemodel.objという名前のモデルをロード
このように記述することで,実際にモデルをロードすることができる.

モデルを描画するときは,draw()関数の中に,
  • model.drawMode(POLYGON);    //ポリゴンモデルを生成
  • model.draw();                          //モデルを描画
このように記述する.これで,実際のモデルが表示される.



以上が,objloaderの導入の流れになる.


今回はここまで.







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