夏目漱石の有名な作品といえば、『こころ』がありますよね。
主人公の友人のKの口癖に、
「向上心のないやつはバカだ」
という有名な言葉があります。
物語の展開はどうあれ、この言葉はどんな人にもあてはまると思います。
向上心がなければ、決して人間は進歩しません。
僕が大学に来て一番思ったことは、向上心のある人間がほとんどいない、ということでした。
もしかして、僕の出会った人達がたまたまそういう人だったのかはわかりません。しかし、周りをみると、目標に向かって突き進む人間は一握りです。
大体の人は、長かった受験勉強から開放され、遊びほうけます。1年生はまだ大学に慣れるので精一杯なので、そこまでではないでしょうが、それ以降の2年からはけっこう遊びまくってます。
それが悪いとはいいませんし、僕はいえません。
問題は、年次があがっても、いつまでもそういうぬるま湯につかっているような生活をしている人が多いことです。
彼らは一様にして、向上心が感じられません。
このままだとだめだとわかっていながら、やろうとしないのです。末期はだめだという自覚すらないようですが。
そうして日々をなあなあにすごしていく。気づいたときには、自分は4年間で何を得たのだろうか?と思う。
このくらいの年月がたつと、個人のレベルの差がとても激しくなっています。
残念ながら、情報系の学科にいながら、プログラミング言語をまともに扱えない人もいます。
その学科にいながら、自分の専門分野に対するアンテナが張られていない。
客観的に見れば、別にいろいろな考えの人がいるのだからどうしようと個人の自由だということはわかります。
しかし、僕個人の意見を言わせてもらうと、そういう甘い考えの人はナンセンスですね。
困ったら人に頼むはよいことだが、自分で考えたり調べたりすればできるものを安易に人に聞くのは、まったくもってナンセンスです。あまりに大事なことなので2回いいました。
PCを前にして、その言葉ってどういう意味ですか?とか、もはやあきれを通り越しますよ。あなたの目の前にあるのはなんですか?ってききたい。いっそインターネットってなんのためにあるのかな?という質問からはじめないとだめそうですね。ゲームするためじゃないよ。くだらないコミュニティに属して他人と馴れ合うためのものでもない。
・・・このネタを書くと、つい感情的になってしまいます。この文章もあまり客観的ではなくなってしまいました。しかもしり切れトンボになってる。でも、たまにはいいたいこと書いていいや。
そういう人達に言いたい。
「向上心のないやつはバカだ」
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